矯正歯科相談実施内容3-3
2018年7月17日 (火)
今週、
予定されます御相談の
一部内容になります。
御参考になりますと、
幸いです。
矯正歯科相談実施内容
3-2
の
続きです。
問題点に対する
予想小児矯正歯科診療方法
【 問題点第1位 】
に
対して、
直接、
舌側傾斜を改善出来る方法は
ありません。
そのため、
Bionator
矯正装置にて、
6番に対して
上下の萌出スペースを
確保しながら、
自然萌出による傾斜改善を
期待します。
【 問題点第2位 】
【 問題点第3位 】
に
対しては、
Bionator矯正装置
にて、
下顎前方誘導を図り、
Over Jet
Over Bite
の
改善を目指します。
【 問題点第4位 】
【 問題点第5位 】
に
対しては、
【 問題点第1~3位 】
での
改善状況を
検討するタイミングで
対応出来ると考えております。
まとめますと、
残念ですが、
下顎左右6番の舌側傾斜に
ついては
上述しております様に、
直接改善出来る方法は
ありませんが、
Over Jet
Over Bite
の
改善を図る事は、
下顎左右6番の完全萌出後に
実施する、
Up Right(整直)等の
矯正治療結果の
『 確実性を向上させる
間接的治療方法 』
『 現状で
唯一実施出来る!』
また
『 現状で唯一実施
出来る、
有効性の高い治療方法 』
と
考えます。
総括
本症例は、
残念ですが、
『 便宜抜歯
(1~4本) 』
を
伴う、
『 成人矯正が必須 』
と
思われます。
また、
上述の矯正診療内容は、
一般的な矯正診療の中で、
『 一番診療期間が掛かり
・
一番診療費用が掛かる 』
事も
予想されます。
その点をしっかりと
御認識頂いた上で、
診療希望についての判断を
御検討頂けますと幸いです。
上顎咬合面観
下顎咬合面観
右側面観
正面観