インプラント 術前診査
2018年7月1日 (日)
診断用
&
手術用ステント
【 ステントとは? 】
インプラント埋入位置の
『 診断 』
に
使用される、
透明樹脂のマウスピースの
型を
言います。
①
(術前)CT用
ステント
インプラント手術予定部位に
対して、
補綴主導のトップダウンに
よる、
インプラント Fixture
埋入予定部位の
『 周囲の骨量、骨質、
下歯槽神経等の
解剖学的形態に
ついての、
安全性を検討 』
するために、
『 術前のCT撮影時 』
に
使用する装置です。
②
(手術用)
ステント
『 インプラント手術時 』
に
おいて、
インプラント Fixture
埋入予定部位の
『 位置確認並びにガイド 』
として、
使用する装置です。
【 症例 】
63歳
女性
右下5番6番相当部
左下6番相当部
インプラント埋入予定
【 御希望 】
『 しっかり噛めるよう
に
なりたい 』
【 口腔内状況 】
『 4番から7番のブリッジ破損 』
による、
6番抜歯後、
4ヶ月経過。
『 左下6番クラウン脱離 』
後、
長期放置による、
歯質崩壊のため、
抜歯。
【治療方針】
患者様と
『 しっかりと御相談 』
後、
右下4番右下7番については、
保存治療(補綴処置)
右下5番6番相当部については、
インプラント治療を計画。
患者様は、
右下4番右下7番についても、
抜歯としその後、
『 インプラント治療 』
を
希望されましたが、
右下5番右下6番相当部のインプラント
治癒期間
(オッセオインテグレーション)
が、
相当期間予想されたため、
その期間についての、
『 暫間的なブリッジ 』に
よる、
『 咀嚼機能を回復、保持 』
させるため、
今回は、
そのブリッジの支台歯として、
使用する予定として、
右下4番、
右下7番の抜歯は回避。
左下6番については、
左上7番が欠損しているため、
治療対象部位を6番相当部として、
インプラント1本分としました。
また、
右下、左下のインプラント手術を、
『 同時実施を希望 』
されましたので、
その予定としました。
下顎咬合面観
下顎右側咬合面観
下顎左側咬合面観
カテゴリー : インプラント