オールセラミックス連結 3
2018年6月17日 (日)
オールセラミックス 3
53歳女性
右上5番6番7番
(1番奥と、
その手前の
奥から2番目
と
3番目)
3歯とも有髄歯
(神経がある歯)
各歯3本とも、
金属(メタル)
による
修復物
(部分的なかぶせ物)
除去後、
歯髄覆罩
(薬を付けて
歯髄を保護)
処置、
さらに、
Provisional
Restration
(仮歯)
にて
経過観察後、
オールセラミックスを
装着した
【 症例 】
です。
有髄歯のため、
セラミックを
補綴
(かぶせ物をかぶす治療
のこと)
するために、
『 必要な形成量 』
(かぶせ物をかぶす部分
を
削る量)
が、
非常に制限されるため、
(削りすぎたりすると、
神経がある歯なので、
しみたり、
痛んだりする
可能性があります。
極端に言えば、
極力、
削らない方が良いし、
削りたく無い。
但し、
削らないと、
かぶせられない。)
さらに、
Bite
(噛み合わせ)
が、
とても厳しい
(上下の奥歯が深く、
強く噛んでいる
噛み合わせ)
ために、
(このような
噛み合わせの場合、
『 噛んだ時に、
非常に強い力 』
が
入ることが、
容易に想像出来るために、
セラミックスが、
壊れやすい)
今回は、
オールセラミックス
(ジルコニア)
3本を連結
(かぶせ物が
繋がったかぶせ物)
して
かぶせることで、
『 必要な形成量 』
を
少なくして、
『 噛んだ時の、
非常に強い力 』
に
対応出来るように、
致しました。
咬合面観1
咬合面観2
咬合面観3
内面
カテゴリー : 審美歯科