アップライトからマウスピース矯正への移行症例
2018年6月12日 (火)
傾いた歯を起こす
(アップライト)
成人矯正
14歳2ヶ月
男子
これまでの治療で、
下顎全歯の叢生
(歯並びのデコボコ)
を
解消しましたが、
叢生改善に伴う、
下顎歯列弓の拡大に
対して、
両側7番
(第二大臼歯)が、
その拡大に、
付いて来て
くれませんでした。
そのため、
Lingual Arch
ST Lock
Spring
という組み合わせ
の
矯正固定装置にて、
内側(舌側)に傾いた
歯を起こす
(アップライト)
治療を開始した写真です。
写真をよく見て頂きますと、
両側7番の歯軸
(歯の軸)が、
内側に傾いている事。
歯の萌出方向が、
真っ直ぐではない事。
7番の位置が、
手前の6番
(第一大臼歯)の
位置よりも
内側にある事。
が、
お分かりになると思います。
治療前には、
両側7番は、
スペース不足のため、
萌出 してません
でしたので、
下顎歯列弓の拡大によって、
萌出してきたと、
判断しております。
成人矯正でも、
『年齢を考慮して』
本症例のように、
『小児矯正治療』
が
有効となる場合がある事の
ように、
成人矯正ではあるが、
その時の
歯並び・噛み合わせに
よって、
『小児矯正』
『成人矯正』
『インビザライン矯正』
と言う、
多種類の
矯正治療法からの
【 ベスト 】
チョイスを、
心掛けております。
本症例では、
このあと、
【 インビザライン矯正 】
を
予定しております。
口腔内装置装着写真
ST Lock
と
Spring