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傾いた歯を起こす(アップライト)

2018年6月5日 (火)

傾いた歯を起こす
(アップライト)

 

 

小児矯正

 

 

8歳3ヶ月
女児

 

これまでの治療で、
下顎前歯部の叢生
(歯並びのデコボコ)

解消しましたが、

 

 

叢生改善に伴う、
下顎歯列弓の拡大に対して、
両側6番
(第一大臼歯)が、
その拡大に、
付いて来てくれませんでした。

 

 

そのため、

 

 

Lingual Arch
ST Lock
Spring

 

 

 

という組み合わせの
矯正固定装置にて、
舌側に傾いた歯を起こす
(アップライト)
治療を開始した写真です。

 

 

写真をよく見て頂きますと、

両側6番の歯軸
(歯の軸)が、
内側に傾いている事。

歯の萌出方向が、
真っ直ぐではない事。

6番の位置が、
手前のE
(第二乳臼歯)の
位置よりも
内側にある事。

がお分かりになると思います。

 

 

小児矯正では、

『小児のタイミング』で
なければ出来ない治療。

 

 

歯並び・噛み合わせについて、
その時期、その時点において、

『今後予想出来る、
問題点について解決』

していく。

 

 

と言う、

 

 

『成人矯正では出来ない』

 

 

治療目的が、
御座います。

 

咬合面

 

ST Lock

Spring

 

 

 

 

口腔内装置装着写真

 

 

カテゴリー : 小児矯正