ジルコニアセラミック 2
2018年5月15日 (火)
昨日、
装着させて頂きました、
上の前歯
(当該歯:上顎右側1番)
です。
患者様は外出中に転倒し、
当該歯を破折され急遽、
御来院されました。
歯内療法後、
カウンセリングを実施し、
ジルコニアセラミックス
での
審美補綴
(かぶせ物治療)を
希望されました。
この審美歯科治療に当たり、
①
術前(転倒前:外傷前)
当該歯は反対側同名歯
(すぐ左隣の歯)よりも
唇側(外側)に位置し、
かつ、
遠心
(患者様から見て当該歯右隣)
に
向って
捻転(ハの字)していた。
②
右上2番
(患者様から見て右隣)
と
同等の歯冠長
(当該歯の見える歯の部分)
であり、
反対側同名歯
(患者様から見て左隣)
よりも短かった。
以上より、
★
なるべく内側(舌側)
に
補綴物(かぶせ物)
を
設定するが、
反対側同名歯との間に
出来る空隙
Embrasure
(歯間鼓刑空隙)
を
大きくしない事。
★
右上2番よりも
歯冠長を長くするが、
反対側同名歯
(すぐ左隣の歯)
よりも
長くしない事。
を
歯科技工士様に
御注文致しました。
さらには、
術前
(転倒前:外傷前)
が
写っている
写真を捜しておいて頂く事。
を
患者様に
お伝えしておきました。
それらの準備・検討の結果、
大変、
『 大きな満足 』
を
患者様から
頂けた症例となりました。
有難う御座います。
カテゴリー : 審美歯科