小児矯正 【 固定式装置 】②
2017年11月26日 (日)
小児矯正歯科
【 固定式装置 】②
本号では、
10月29日号で、
御紹介させて頂きました、
小児矯正歯科
【 固定式装置 】①
と、
同じ種類(固定式)で、
別タイプの装置である、
Fix Lingual Arch
(Fix L.A)
装置を
御紹介致します。
Fix (固定)
Lingual (舌側・口蓋側・内側)
Arch (弓の形)
本装置(Fix L.A)は、
『不足していた、
永久歯の萌出スペースを
作り出した歯列に、
そのスペースの確保を
目的に装着する』
装置であります。
上写真
【症例①】
9歳10ヶ月
下写真
【症例②】
9歳10ヶ月
ともに
『Rapid expansion装置』
にて、
下顎歯列拡大後
(Fix L.A)にて
保定(固定)中。
【症例①・②】とも、
現在、
上顎歯列を
『Rapid expansion装置』
にて拡大中。
偶然にも、
同年齢で、
同じ様な治療経過を辿っております、
症例であります。
症例①は、
全て永久歯に生え変わっています。
症例②は、
4本乳歯が残存しております。
それぞれの症例に対する、
(Fix L.A)の
「 装着目的・意義 」については、
次号に、
御説明させて頂きます。
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