成人矯正 PART1
2017年11月19日 (日)
成人矯正歯科
PART1
【 保定装置 】①
保定装置とは、
成人矯正治療終了後、
「動かした歯」や「歯並び」
が、
「治療前の歯の位置や歯並び」
に
戻らないよう、
(後戻り)に保定(固定)する
矯正装置を言います。
保定装置の使用期間は原則、
歯を動かす治療(動的治療)
を
していた期間(動的治療期間)
と
同じ期間
(この期間を静的治療期間と言います)
必要です。
例えば、
“動的期間が2年”の
場合には、
“静的期間は2年”
となりますので、
保定装置を使用する期間も
“2年”
となります。
一般的な、
成人矯正歯科治療が
「2年」と
言われているのは、
「動的期間」のことを言い、
その後には必ず、
保定装置を使用する
「静的期間」が必要になりますので、
成人矯正歯科治療期間は、
合計の
“4年”
となります。
但し、
通常、
保定装置の使用期間中は、
“数ヶ月に1回”の
来院間隔となりますので、
患者様の御負担は、
「最小限」に、
なっていると思います。
上写真
小児矯正から成人矯正への移行時期に使用する
保定装置(固定装置)
Fix Lingual Arch
中写真
保定装置(可撤式:取り外し式:上顎)
下写真
保定装置(可撤式:取り外し式:下顎)
カテゴリー : 成人矯正