【 開咬 】経過考察:追記編①
2017年10月26日 (木)
小児矯正歯科
【 開咬 】
経過考察:追記編①
10月5日(木)
経過考察①で
【 開咬 】治療の
““定番である””
Tongue crib
(可撤式:取り外し式)
や
Tongue spike
(固定式)
を御紹介致しましたが、
それらの仲間の装置である、
Habit Appliance
(固定式)
を先日、
装着した症例にて、
今回、
その装置を使用する理由を、
御説明致します。
まず、
Habit Applianceの
Habit(ハビット)とは、
““習慣・癖””を意味し、
Appliance(アプライアンス)
は、
““器具・装置””を意味します。
つまりは、
““癖を治す装置””となります。
◎下記写真症例患者様◎
【【 小児矯正開始時のデータ 】】
注)
経過考察①の症例写真と、
本症例写真は、
それぞれ別の患者様です。
■小児矯正開始■
平成26年6月
▲年齢(当時)▲
6歳10ヶ月
●診断名●
開咬
◆開咬原因
Thumb Sucking
Thumb :拇指
Sucking:吸う
つまり、
拇指吸引癖
(拇指をクセで吸う)により生じた、
““開咬””と判断。
▼治療状況▼
現在、
下顎についての、
“歯並び・噛み合わせ”
については、
『 経過良好 』のため、
Habit Appliance
を、
下顎の保定装置として使用する。
注)
保定とは、
(矯正治療によって移動した、
“歯の位置や噛み合わせ”
が
治療終了後、
治療前の
“位置や噛み合わせ”
に
戻らないようにする装置)
カテゴリー : 小児矯正