小児矯正【 開咬 】①
2017年9月15日 (金)
小児矯正治療
【 開咬 】①
PART9
からの続きです。
PART9では
最悪、
「患者様の年齢」によっては、
当院では、
「 御対応しない!! 」という、
““勇気ある撤退””も
常に視野に入れております。
とお話致しましたが、
その主旨内容を説明致します。
下写真の
【 開咬 】
症例の患者様年齢は、
当時、
“6歳の小学校1年生”
であります。
この年齢であれば、
治せると判断して、
実際に、
“矯正診療をスタート”
させておりますが、
“開咬” 原因が
『歯並び・噛み合わせの構成』
から、
『上顎(上あご)下顎(下あご)で構成』
する、
“ 骨格性開咬 ”に
なってしまっておりますと、
『 歯並び・噛み合わせ 』
をいくら治しても、
治療を止めるとまた、
“ 開咬状態(後戻り) ”に
戻ってしまいます。
“ 骨格性開咬 ”となる時期を、
おおよそ10歳前後、
その前に必要な治療期間を
1~2年とすると、
小学校2~3年生までが、
“ 開咬 ”に
矯正治療で対応出来る、
限界年齢と考えます。
以上がその理由であります。
カテゴリー : 小児矯正